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安全の立場では大きく異なります。
放射線
原子の中心にある原子核から自発的に放出する電磁波です。
原子核が核崩壊する過程で放射線(α、β、γ線)が自然に放出されます。
この放射線の放出は人為的に止めたり、制御することが出来ません。
自然の法則に則って放出されます。
この放射線から身を守るには
1. 放射線源から離れる
2. 鉛等のしゃへい体を置いて、しゃへい体で吸収させる
しかありません。

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X 線
これに対して、X線は原子の励起によって発生する電磁波です。
すなわち外部から原子にエネルギーを与えて初めてX線が放出します。
したがってX線の放出は人為的に制御でき、必要に応じていつでも
その放出を止めることが出来ます。

X線発生装置は
1. 電源を入れる
2. スイッチを押す
上記の2つの行為をしなければX線は発生しません。
X線の発生が中止した場合でも、放射線のような残留X線は存在しません。

放射線は自然に放出している→放射線はその放出を止められない。X線は電気等のエネルギーにより原子から放出している→エネルギーがなければ(すなわち電源を切れば)X線は放出しませんし、残留X線も放射線なども一切有りません。

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